夏目漱石『こころ』私からKへ「何か用か」の場面について

query_builder 2025/09/10
夏目漱石『こころ』私からKへ「何か用か」の場面について

ちょいとバカバカしい小噺(こばなし)を一席。


昔っから「合言葉(あいことば)」なんぞと言いまして、

何々と言えば何々と答えるような 「掛け合いのような決まり文句」 がございますよねえ。


例えば……

忍者の世界では 「山」と言えば「川」と言ってみたり

息の合った二人の間では 「ツー」と言えば「カー」ってな具合で。


そこで、何やらおかしな奴が、少しばかりひねりを利かせて

「ツー」と言えば「スリー」だろ

なんて言うと

「お前それは欧米かっ!」

ってなことになって伝説のツッコミが入ったりなんかしてね。


「そりゃそうっすね」

って言ったら、すかさず

「いや、それは醤油(しょうゆ)です」

って真顔で答える奴。


じゃあ、そいつがね、 日本を代表する文豪・夏目漱石の『こころ』に出てくる、あの下宿部屋でのやりとり、皆さんご存じですかねえ。[私]と親友[K]との間で,襖(ふすま)越しに交わされた名ゼリフ

「何か用か」

って尋ねられたら、 間髪入れずに何て答えると思いやす?

そいつなら必ず

「九日十日(ここのかとおか)」 って答えます。


お後が宜しいようで。


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